隣人の在宅介護の様子が聞こえてきて、大変さと苦労としり、長生きをするにも、健康でいなければと感じたこと。

在宅介護の苦労と老後の健康を考える

在宅介護の苦労と老後の健康を考える

在宅介護の苦労と、健康でいなければならない老後。

以前、仕事の関係で1年ほど住んでいた家族向けマンションでのことなのですが、私の隣の部屋にご高齢の女性と、その娘さんが2人で住まれていました。娘さんはおそらく50代半ばほどで、結婚もされてなく、ずっとお母さんと2人暮らしをされてきたようでした。そのご高齢のお母さんは、私が住んでいた1年間の間に、患っていた病気がひどくなられたようで、最初の頃は押し車を押しながら散歩をしていたのに、いつからか全く外出されなくなっていました。

その頃から身体のあちこちが悪くなってしまったようで、介護ヘルパーのような人がお昼間に来ては、リハビリのようなものをしたり、お話相手になったりしていたようです。私も昼間に家にいることが多かったので、よく聞こえてきたのですが、耳が遠くなられて、ヘルパーさんの声がものすごく大きく、怒鳴るような声で聞こえてくるのです。同じように娘さんも「おかーさん!おかーさん!!」と叫ぶような声でないとお母さんに聞こえないようで、ちゃんと食事を食べてとか、嘘をつかないでとか、どうして前に言ったことをちゃんと覚えていないのかとか、様々な介護での苦労の声が聞こえていました。私の祖母ももう長年介護施設にお世話になっているのですが、やはり介護施設に入れてしまうような形は、本人が気の毒だね、と言われてしまうことが多いのです。ですが、在宅介護では、家族の誰かがずっと付きっきりで世話をしなければならないし、うちの祖母がそうだったように、家の中で何度も転倒して怪我をしたり、認知症が進んで気付かないうちにどこかへ徘徊していってしまったり、家での介護には限界があります。その隣の部屋の娘さんも本当に毎日聞こえてくる声から、苦労の絶えない介護の様子が分かり、自分自身の親の介護もそんなに先のことではなくなっているので、覚悟しておかなければと思っています。長生きすれば良いと思いがちですが、長生きは健康であってこそ、意味のあるものではないかとさえ思えてきてしまいます。


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